2025年9月20日、価格改定しました。
Mac建築デザイン研究所 代表安田からのメッセージ

私たちの役割は、建築会社が安心して技術を発揮できる環境を整え、建築主様が納得できる形で夢を実現することです。
建築業界で40年以上の経験を積んできたからこそ、費用の仕組みも、会社ごとの特色も手に取るように理解しています。
私たちは常に 100%クライアントの味方。
特定の会社から仕事を紹介してもらうことはなく、しがらみのない立場で本音のサポートを行っています。
設計事務所というと「建築会社を監視する存在」と思われがちですが、それは誤解です。
本来の監理とは、現場に関わるすべての人が安心して、誇りを持って工事を進められるように導くこと。
私は建築会社に上から指示を出すのではなく、互いに信頼し合い、気持ちよく仕事ができる環境づくりを大切にしています。
その結果、最近では建築会社の方から「Mac安田さんの現場なら挑戦してみよう」と言っていただけることも増えました。
技術的に難しい案件や厳しい予算であっても、信頼関係を築きながら最適な形に仕上げる。
そして、クライアントも建築会社も、最後には笑顔で竣工を迎えること。
これこそが、私の設計監理の最大の喜びです。
設計料については、以下の関連ブログにもまとめておりますので、ぜひご覧ください。
一級建築士事務所 Mac建築デザイン研究所 代表 安田昌弘
設計監理料の考え方
当事務所では、建物の規模(延べ床面積)に応じて
「建築費の目安」と「設計監理料の目安」を明示しています。
一般的には「工事費 × ○%」という表記が多いのですが、
私たちはよりわかりやすいように金額ベースでの目安を提示しています。
以下の表はあくまで概算です。
実際にはご要望や仕様により変動しますので、詳細はご相談ください。
設計監理料について
正式には「設計監理料」と呼びます。設計とは、単に図面を描く作業ではなく、ご希望を整理し、本質を見極め、費用対効果を最大限に高めたプランで夢を形にすることです。
そして監理とは、現場でその設計意図を正しく伝え、工務店が安心して力を発揮できる環境を整えること。この両方が揃って初めて、理想の建物は実現します。
普通の設計事務所との違い
多くの設計事務所は、図面を描くことと基本的な監理(施工チェック)にとどまります。
それに対して、Mac建築デザイン研究所では「図面以外の部分」こそ大切だと考えています。
なぜなら、建築工事は人とお金と段取りの積み重ねであり、そこを正しくリードできなければ、良い設計図もただの紙切れになってしまうからです。
Mac建築デザイン研究所が担う役割は、例えばこんなものです:
- しっかりした仕事を安くしてくれる建築会社(影武者)を発掘する
- 工事費を無理なく下げる交渉を行い、双方が納得する条件を整える
- 工務店の経営状態やリスクを調査し、万一の倒産にも備える契約条件をつくる
- 「なぜこの設計になったのか」を現場監督に伝え、施主の想いを共有する
- 段取りの工夫で工事をスムーズに進め、ムダな人件費や工期を減らす
これらは30年以上の経験から磨き上げた特殊技能であり、他の設計事務所にはまずできません。
施主にもオーナーにも大きなメリット
ご自宅を建てる方にとっては、安心して快適に暮らせる高品質な住まいを、適正コストで実現できます。
マンションオーナーの方にとっては、工事コストの最適化・リスク回避・工期短縮によって、投資効率を高めながら競争力のある物件を実現できます。
立場は違っても、目的は同じ。「無駄を省き、本当に価値ある建物をつくること」です。
なぜトータルで安くなるのか?
工務店に「やりたい!」と思ってもらえる環境をつくることが、実は一番のコストダウンにつながります。
私は工務店に厳しくチェックを入れつつも、同時に工事がスムーズに進むよう常に配慮し、最後には「ありがとう」と伝えます。
ものづくり人間にとって何よりのご褒美は「感謝されること」。だからこそ本気で取り組んでくれるのです。
その結果、設計料をお支払いいただいても、工事全体で見ればコストは下がり、品質は上がるという成果を得られます。
これこそが、Mac建築デザイン研究所ならではの価値です。
それでは、実際の設計監理料についてご案内いたします。
設計監理料・建築費の目安(概算):2025.09.20 改定
設計料の目安 (住宅系) | 設計料の目安 (ハイブリッド賃貸・防音マンション等) | 建築費の目安 (住宅系の建物) | 建物の規模=延べ床面積 | 建築費の目安 (音響系の建物) | 設計料の目安 (ホール・ライブ録音スタジオ) |
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ハウスの気候が宿る家、 省エネ住宅、 核シェルターのある家、防音室のある家/消費税別) | ハイブリッド賃貸、マンション、防音・足音対策マンション、ホテル・旅館/消費税別) | (スペックによって差が出るので都度概算見積を行います/消費税別) | (例:地下も含む各階の合計) | (スペックによって差が出るので概算見積を行います/消費税別) | (消費税別) |
675万円 | 630万円 | 4500万円 | 100㎡ | 6000万円 | 960万円 |
945万円 | 810万円 | 6750万円 | 150㎡ | 9000万円 | 1390万円 |
1170万円 | 900万円 | 9000万円 | 200㎡ | 1億2000万円 | 1800万円 |
1460万円 | 1125万円 | 1億1250万円 | 250㎡ | 1億5000万円 | 2250万円 |
1750万円 | 1350万円 | 1億3500万円 | 300㎡ | 1億8000万円 | 2610万円 |
2250万円 | 1800万円 | 1億8000万円 | 400㎡ | 2億4000万円 | 3360万円 |
2810万円 | 2500万円 | 2億2500万円 | 500㎡ | 3億円 | 4050万円 |
3240万円 | 2700万円 | 2億7000万円 | 600㎡ | 3億6000万円 | 4680万円 |
3780万円 | 3150万円 | 3億1500万円 | 700㎡ | 4億2000万円 | 5250万円 |
4140万円 | 3600万円 | 3億6000万円 | 800㎡ | 4億8000万円 | 5760万円 |
4650万円 | 3850万円 | 4億500万円 | 900㎡ | 5億4000万円 | 6200万円 |
4950万円 | 4050万円 | 4億5000万円 | 1000㎡ | 6億円 | 6600万円 |
5940万円 | 4590万円 | 5億4000万円 | 1200㎡ | 7億2000万円 | 7560万円 |
6610万円 | 5040万円 | 6億3000万円 | 1400㎡ | 8億4000万円 | 8400万円 |
7560万円 | 5400万円 | 7億2000万円 | 1600㎡ | 9億6000万円 | 9600万円 |
8100万円 | 5670万円 | 8億1000万円 | 1800㎡ | 10億8000万円 | 1億800万円 |
9000万円 | 6300万円 | 9億円 | 2000㎡ | 12億円 | 1億2000万円 |
※ 地盤調査費用、建築確認検査機関に支払う手数料などは設計監理料に含まれていません
(あらかじめ、概算をお知らせいたします)
割引制度について
- ご家族割
ご家族のご意見を調整していただき、代表の安田と直接お打合せいただける場合、
設計監理料を 5%割引 いたします。 - ご足労割
設計打合せの際、弊社事務所までお越しいただける場合、
設計監理料を 5%割引 いたします。
注意事項
- 地盤調査費用、建築確認検査機関に支払う手数料などは設計監理料に含まれていません。
- 上記はあくまで概算です。ご相談の際に改めて詳細なお見積もりをお知らせいたします。
設計料についての関連ブログ
なぜ設計監理料がこのように決まるのか?
建築会社選びや「影武者」の存在についてなど、少し踏み込んだ損しないために役立つ解説はこちらのブログ記事で詳しくご紹介しています。

