これから賃貸マンションを建てる方々に、一級建築士としての経験から心からお伝えしたい。
人任せではなく、自ら学び、選び、動くことが成功の鍵です。
そのために今、これまでの経験を凝縮し、
賃貸経営成功の「12の鍵」として整理しました。
ぜひ、満室になるマンション経営とあなたの未来のために、お付き合いください。
「広く見せる設計」と聞くと、見た目だけのテクニックだと思われがちですが、
実はこれは賃貸経営の収益性に直結する、非常に重要な設計手法です。

実は…専有面積は20%も小さいんです
私が設計する賃貸マンションの住戸は、
実は一般的な間取りよりも20%ほどコンパクトです。
でも不思議なことに、入居者から「狭い」という声はまず聞こえてきません。
むしろ「広くて快適!」と喜ばれるんです。
その秘密は、設計に込めた“7つの工夫”にあります。
7つの工夫で、狭くても広く感じる住まいに
① ムダな廊下をなくして、そのぶん収納を増やす
廊下が少ない間取りは、居住空間が広く感じられるだけでなく、収納力もアップ。
② ベランダをなくして、アウトドアリビングに
ベランダとしてだけではなくリビング感覚で広く使えます。
③ 面積は同じでも、広く見える縦横比を追求
視覚的に広く感じさせる効果の比率にすることで実際よりも広く感じます。
④ ベッドルームはコンパクトに、リビングを広く
一番長く過ごす場所を広くすることで「暮らしやすい」と実感できます。
⑤ 家具を置いた状態を想定して間取りを決定
使い勝手がリアルにイメージでき、無駄な空間が生まれません。
⑥ リビングと他の部屋をスライド扉で空間をつなげて開放感アップ
必要なときに仕切れる「つながる間取り」で、広さとプライバシーを両立。
⑦ キッチンとリビングが一体に見える工夫
吊戸棚をキッチンの背面につけることで、空間の広がりを感じられます。
住戸が増える=家賃収入もアップ!
このように1戸あたりの面積を約20%凝縮することで、
本来1フロア4戸だったところが5戸に増やせる可能性があります。
つまり、家賃収入が20%アップするということ。
しかも、入居者は「広くて快適」と感じてくれる―
これが、オールフリー設計の力です。
パズルのような規格設計ではできません
よくあるハウスメーカーの設計は、
“既成の間取りパーツをはめこむだけ”のパズル方式。
ですが私たちは、その敷地、その立地、そのターゲットに合わせて一から設計します。
だからこそ、この「コンパクトなのに広く見える設計」が実現できるのです。
最小限の面積で、最大限の収益を
「広さ」は面積の数字だけでは測れません。
視覚・動線・空間のつながり……それらすべてが“感じる広さ”を決めます。
そしてこの「感じる広さ」を突き詰めた設計は、
オーナー様の収益を最大化する大きな鍵となるのです。
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