不動産会社がやらないLP広告や動画までを、建築士がやる。─それが満室の理由です。

Tree-Tree京都
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企画設計した建物のCMまでつくる理由

弊社では、企画設計させていただいたマンションのCM(動画)を制作しています。

建築設計事務所の仕事範囲としては、正直いって「そこまでやる必要はない」と言われるかもしれません。
実際、とても大変です。

特に、マンション周辺の街を取材して一本の映像にまとめる作業は、想像以上に時間と労力がかかります。

それでも、私たちがそこまでやる理由は3つあります。

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① 不動産業界があまりに怠惰だから

② 設計したマンションの魅力を余すことなく伝えたいから

③ 入居者に余分なお金《仲介手数料》を払わせたくないから

少し角が立つ話になるかもしれませんが、私が不動産業界を好きになれない理由をお話しします。


20年ほど前のこと。
私が設計したマンションの図面を持って、当時の賃貸斡旋業者の幹部と話をしたときのことです。

彼は言いました。
「この地域の㎡単価は○○円だから、家賃は《㎡単価×専有面積》で決まります」と。

たとえば、渋谷と赤羽では同じ間取りでも家賃が違う―それはわかります。
ただ、私はこう言いました。

「でも、同じ面積でも廊下が長くて部屋が狭い物件もあれば、家具がきれいに収まって広く使える間取りもあるじゃないですか?」

……しかし、あっさり却下されました。


その頃、業界の中でも志のある人たちが新たに「京都賃貸スタイル」という会社を立ち上げました。
彼らは、専有面積ではなく“住み心地”で家賃を決める会社です。

その結果、私が設計したマンションは、同じ地域・同じ広さの物件より約20%高い家賃でも満室になるようになりました。

京都賃貸スタイルのスタッフは、SUMOやホームズにも掲載していますが、問い合わせが来ると、実際に現地に出向き、
「ネットでは伝えきれない魅力」を、熱を込めて説明してくれます。


今の時代、ネットでほとんどの情報が手に入ります。
だからこそ、ユーザーはもう「ありきたりな説明」には飽きています。

すでに知っていることを延々と話されても退屈です。
でも、ネットに載っていない情報や、専門的な深い知識を教えてもらえたら、
「この人から借りたい」と思うんですよね。


そこまでは良かったのですが、2020年代に入って、私たちの仕事は少し変わりました。
私たちは今、どこにも存在しないものを企画設計するようになったのです。

現存しないものは、検索されません。
つまり、検索キーワードも存在しない。

これはまるでスティーブ・ジョブズがiPhoneを発明したときのような話です。
だから、自分たちでプレゼンするしかない。

もちろん、ジョブズのようには話せませんが、それでも伝えるしかないのです。

これが、①と②の理由です。


最後に③の理由について。

今や、なんでもネットで探して買える時代です。
なのに、なぜ未だに「仲介手数料」という謎の費用が当たり前のように存在しているのか。

家賃1ヶ月分って、決して小さな金額ではありません。
引っ越し費用や敷金・保証金もあるのに、そこにさらに仲介手数料……。

どうしても納得がいきません。

だから、私たちは決めました。

私たちがつくったLP広告ページからお申込みいただいた方は、仲介手数料無料。

……ええ、正直いってまた風当たりは強くなると思います。

でも、入居者のために、そしてオーナー様の物件の本当の価値を伝えるために、
これがいちばん正しいやり方だと思っています。


どうでしょう、少し“人間くさい建築士”の話に聞こえましたか?
でも、これが私たちの本音です。

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