なぜ防音マンションは『新築より家賃が上がった』のか?
音楽マンションという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。しかし、その多くが単なる”防音マンション”にとどまっているのが現状です。私たちMac建築デザインでは、”音響”に本質的にこだわり、音楽を愛する人たちが心から満足できる住まいを目指しています。その取り組みの一例が、今回ご紹介する「Musik北参道」です。
プロジェクト概要(Musik北参道)

- 場所:東京都渋谷区北参道エリア
- 規模:鉄筋コンクリート造 賃貸集合住宅
- 特徴:高い遮音性能と、楽器演奏に最適な音響環境を両立
- コンセプトワード:音楽×暮らしの共鳴/防音を超えた音響設計/都市における静寂の確保


オーナーが語る『選ばれる賃貸』の実感

先日、Musik北参道のオーナー様よりお電話をいただき、うれしい近況報告を伺いました。
- 少数ながら順番待ちが発生している
- 新規入居者は家賃を1万円アップで契約
- 既存入居者も更新時に5千円アップで契約継続
- 近隣の音楽マンションからMusik北参道に引越してきた方もいる
特に、近隣から引越してきた方は「楽器演奏の際に音が自然に響いて、演奏していて心地いい」とコメントされていたとのこと。音の”聴こえ方”が違うことに感動されていたそうです。
また、オーナー様によると「家賃アップのご案内にも皆さん納得され、逆に『この設備で今までこの家賃だったんですか?』という反応すらあった」とのこと。物件に対する入居者の信頼が、明確な満足感として返ってきていることが分かります。
さらに、「この物件に入居できるなら、多少高くても良い」という声もあり、家賃の価格帯ではなく、住環境と価値の総合力で選ばれている状況です。
これらの声は、この物件が”本物”として選ばれていることを強く裏付けています。
入居者層の特徴とその理由

- 男女比:5:5
- 年齢層:20代後半〜50代後半
- 入居者の例:コントラバスを演奏する医師。順番待ちの末、「やっと回ってきた!」と感動して入居。
- 音楽を趣味にする方が約半数。音楽をしない方も、遮音性能の高い空間で落ち着いた暮らしを選んでいる。
- 職業層:外資系勤務・自営業など、比較的高所得の方が多い
音楽マンションの“防音”ではなく“音響設計”のちがい

一般的な防音設計は「音を漏らさない・入れない」ことに重きを置きますが、 Mac建築デザインでは「音が美しく響くこと」にも重点を置いています。
- 壁・床・天井における吸音・反射のバランス設計
- 室内での演奏が疲れにくく、音の伸びが良い空間
- 同時に隣戸との遮音性能も確保(音がもれる心配がない安心感)
これにより、入居者の満足度が非常に高く、口コミや紹介による入居希望者も増えています。
家賃が上がる設計とは

新築から時間が経つほどに家賃が下がるのが一般的な賃貸住宅市場の中で、Musik北参道は築年数が経っても価値が上がったという希少な事例です。
その理由は、設計段階から「入居者が心から求める機能性と空気感」を見極め、ブレずに実現していることにあります。
- 音楽をやる人・聴く人にとっての最適な居住環境
- デザインと音響の両立で、“ここにしかない価値”を提供
- 結果的に、家賃を上げても入居希望者が絶えない状態に
まとめ:こんなマンションを設計しています

Mac建築デザインでは、資産価値を「建てた瞬間」ではなく「住み続けるうちに高まっていくもの」と捉え、建築設計を行っています。
防音・音響設計だけでなく、外断熱や核シェルター付き不動産といったコンセプト住宅を専門に手がけているのも大きな特徴です。実際の暮らしや将来を見据えた“本物の価値”を提供することを常に意識しています。
Musik北参道はその象徴的なプロジェクトのひとつ。「建てて終わり」ではなく、「住んでからが本当の価値」という思想を体現した物件です。
音楽と暮らしが共鳴する空間をお考えのオーナー様、そして将来にわたって選ばれ続ける建物を設計したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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