これから賃貸マンションを建てる方々に、一級建築士としての経験から心からお伝えしたい。
人任せではなく、自ら学び、選び、動くことが成功の鍵です。
そのために今、これまでの経験を凝縮し、
賃貸経営成功の「12の鍵」として整理しました。
ぜひ、満室になるマンション経営とあなたの未来のために、お付き合いください。
2の鍵:入居者の潜在ニーズを先取りして、ニーズを満たす:のびのび子育てマンションの例
私はのびのび子育てマンションを設計しています。
それは、子供が走り、親が子供の笑い声や鳴き声を気にせず安心して、家族でのびのびと過ごすことができるマンション設計になっています。
その秘訣は防音設備。
弊社は長年、防音や音響について携わってきたいわばこの分野の専門家です。
そして、弊社設計の防音設備を完備した賃貸マンションは全室満室で、空室待ちの状態にすることに成功しています。
このマンションは新築時よりも家賃を上げても入居者は集まってきます。
詳しくは、「Musik北参道|防音&音響にこだわった賃貸マンション、家賃が新築時より上がった理由」をご覧ください。
記事最後の「関連記事」にもリンクがあります。

どんなに気に入ったインテリアや設備があっても、音を気にする生活では本当に心から安らげません。生活の快適さは、「音を気にしないでいい生活」から始まります。
ドラムやピアノを演奏しても問題ないマンションなら、もちろん、子供の泣き声や家族の笑い声も気にすることはありませんね。
私は、この専門分野である防音マンション設計を通じて、子育て世帯の皆様にのびのびと生活して欲しいと思っています。
先日、以下のような新聞記事を見ました。

同感です。赤ちゃんは泣いていいんです。
いえ、むしろ赤ちゃんは泣くもの。
それが自然であり、健康な証拠です。
でも最近では、「赤ちゃんの泣き声がうるさい」とクレームが入ったり、
「ご近所に迷惑かけちゃダメ」と親が気をつかってしまう場面が増えています。
助産師の瀬井房子さんは、「地域に寛容さがなくなってきた」と静かに語りますが、
私はもっと率直に言いたい。
異常です。
本来、子育ては地域で支えるべきもの。
なのに、今は泣き声ひとつで親が謝り、子どもに「静かにしなさい」と言わなければならない。
こんな世の中で、私たち大人ができることは何だろう。
建築家である私は考えました。

子育て中のご家庭が一番気をつかっているのは、やはり集合住宅。
特にマンションでは、赤ちゃんの夜泣きや、子どもの足音など、上下左右に気を配ることが求められます。
でも、若いご夫婦がいきなり戸建てを買うのは現実的ではありません。
転勤の可能性もあるし、住宅ローンのハードルもある。
そこで私が開発したのが「のびのび子育てマンション」。
別名、「どうぞ自由に泣いてください、走り回ってください。ただし年長さんまで」。
防音性能に徹底的にこだわり、子育て中の家族がのびのび暮らせる環境をつくりました。
赤ちゃんが泣いてもいい。
子どもが走っても大丈夫。
親が気をつかいすぎなくて済む——そんな住まいです。
オーナー様にとっても、子育て世帯は長く住んでくれる優良な入居者。
そしてこの物件は、社会的な意義と安定収入の両方を兼ね備えた、これからの時代に必要な選択肢です。
赤ちゃんが泣ける場所がある社会。オーナー様にとっては満室になり、さらに社会貢献にもなる
そんな未来を、一緒に建てていきませんか?



